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昨日のニュースは、思わず冷えました。
なんでも4月下旬(4月24日)、もっと言うと台湾入りする前日に高雄→台北行きの高速鉄道(新幹線)が13分間無人運転状態だったという事実が5月10日に公表されました。けっこう大きなニュースとなりました。

ちなみにこの高速鉄道、時速300キロです。ちなみに運転手は睡眠障害で前日の夜に睡眠薬を飲んでいて、勤務中に寝てしまったとのこと。どうかなったわけではないけれど、何百人という乗客の命がなにより無事でよかった。
そして来週、早速乗るんで、少し不安になりました。

日本にいれば、「えー、ありえない!」と一喝し、一つの出来事として扱うでしょう。しかし外国人という立場に替われば一変、「こわいな、どうしよう、どうしよう!」と危機意識が私の中で流れました。
普段の生活の中で当事者意識を持つことって、きっと日常に埋もれたり、情報がありすぎることで遠ざかってしまうけど、私のように、まだ右も左も分からず、情報量も極めて少ないことによって人間の本来あるであろう「感じる」ことに長けているような気がします。
この「感じる」という非日常感を味わうために、時に人は「旅」に出るのかなー。そうしたら「旅」は必然だなー。と思うのです。つまり、私はちょっと長い旅に出ているような感覚であります。